「企業が運営している攻略サイトってどのくらいあるのか?」
「どれだけアクセス数があって、どんなキーワードが検索されてるのか知りたい!」
今回はこんな疑問を解説していきたいと思います。
- どれほど企業の攻略サイトが脅威なのか?
- リサーチ時に使用したツールの紹介
- ゲーム攻略サイトのアクセス数と上位キーワードを抜き出す
この記事を書いている私はゲーム攻略ライターとして活動していますが、同時にゲームブログも運営しています。
個人でブログをしている人にとって一番の障害は、企業が運営している攻略サイトです。
自身もライターとして活動しているのでこんな記事を作るのってどうなの?とか思われそうですが、情報をリサーチしたので、贔屓なしに徹底比較していきたいと思います。
比較していくのはアクセス数ですが、流入元や上位のキーワードと合わせて利用したツールを紹介してるので、ライバルサイトの調査に役立てて下さいね。
企業のゲーム攻略サイトはアクセス数が桁違い
ランキングを紹介していく前にこれだけは伝えておきます。企業の大手攻略サイトは、アクセス数が桁違いです。
ある程度は次元が違うだろうと理解はしてましたが、今回調べてみてその凄さを改めて思い知らされました。
個人でブログをしている人たちは、このサイト群にどう立ち向かうか?それをしっかりと調べて対策する必要があります。
アクセス数とドメインパワーを徹底比較
今回この記事でランキングを決めているのはアクセス数ですが、その他に「どうのようにしてサイトに訪れているのか?」「直近の上位の検索キーワード」なども解説しています。
実際には、アクセス数もそうですが、こちらも重要と言えるでしょう。
調査するのに使用したツール


今回、企業の攻略サイトをリサーチするのに使用したツールは「シミラーウェブ」と、Google Chromeの拡張機能の「MOZ Bar」を使用しています。
どちらも無料で利用できるのに、さまざまな情報を抜き出せるので、興味がある方はリンクも載せておくので使ってみてください。
アクセス数やキーワードを調査できるツール:シミラーウェブ
ドメインパワーを調べられるツール:MOZ
ゲーム攻略サイトをランキング形式で比較
ランキング形式で比較していく攻略サイトは、すべて企業が運営元になっているサイトだけを対象にしています。
他に見当たらなかったので、ひとつだけ怪しいのが混じっていますが気にしないでください。
- ゲームウィズ(Gamewith)
- ゲームエイト(Game8)
- 神ゲー攻略
- アルテマ
- Gamerch(ゲーマチ)
- AppMedia(アップメディア)
- 攻略大百科
- ヘイグ
- ゲーム乱舞
- ゲームサーチ
上記のサイトは、攻略情報を検索したら必ずと言っていいほど見る攻略サイトではないでしょうか?
いつの間にかGAMY(ゲーミー)がゲーム攻略事業から撤退していましたが、大手でも売り上げを伸ばすのが大変だとおもいます。
それほど厳しい競走とも言えることが分かりますね。
また、このランキングは2021年4月のデータをもとに作成していますので、閲覧時期によっては変動します。
1位:ゲームウィズ(Gamewith)

合計訪問数:約1億4,390万 DA(ドメインオーソリティ):56
もうほとんどの人は、予想がついていたかもしれませんね。圧倒的なアクセス数とドメインパワーで1位のゲームウィズ(gamewith.jp)
どの時期に調べても、この攻略サイトがトップなのは変わっていない印象です。
合計訪問数はあくまでも、一人ひとりがサイトに訪れた回数なので、PV(ページビュー)だけで言えば月間3億6,000万にもなりますね。
これだけのアクセス数がありながら、赤字になりつつあると噂を耳にしたので一体どうなっているのか……
トラフィックソースや上位の検索キーワード


良くデータを見てみると、何らかの検索エンジン半分弱とともに、ダイレクトにサイトに訪れている人が4割もいる事に驚きました。
それほどまでに信頼できる攻略サイトという事の証明なのでしょうかね?
上位の検索キーワードを見ても、昔からあるアプリゲーム「グラブル」や、最近流行りの「ウマ娘」で上手いこと成功していることが分かります。
期待値が高いアプリでしっかりとアクセス数を獲得するあたりは、さすがと言えるでしょう。
2位:ゲームエイト(Game8)

合計訪問数:1億2,585万 DA:52
1位のゲームウィズだけが飛び抜けているのかと思ったら、こちらも訪問数だけ見たら驚きの数字ですね。2位はゲームエイト(game8.jp)
先程のゲームウィズもそうでしたが、3月にアクセスがやたらと伸びていますね。ウマ娘の効果が絶大なんだと伺えます。
トラフィックソースと上位の検索キーワード


データだけ見ると、検索エンジンからサイトにたどり着くのがほとんどですね。一部のユーザーはブックマークしているようで。
上位のキーワードに注目してみると、ここ2ヶ月で発売された有力なゲームタイトルに力を入れているようです。
唯一、ゲームウィズを追い抜けそうな勢いなので、今後の動向にも期待していきましょう。
3位:神ゲー攻略

合計訪問数:4,810万 DA:43
3位になったのは神ゲー攻略(kamigame.jp)ですが、上位2つのサイトと比べると格段にアクセス数が落ちています。
あれだけ有力タイトルやサイトの力があると、立ち向かうのは困難になるでしょうね。
ただ、一人当たりの訪問別ページビューはずば抜けているので、もしかしたら、記事の作り込みや内部リンクの設定が適切なのかもしれません。
気になる方は、サイトを調査してみると良いでしょう。
トラフィックソースと上位の検索キーワード


大手攻略サイトともなると「ゲームタイトル 攻略」で検索結果に表示されるので、検索エンジンからサイトに訪問するのがほとんどでしょう。
上位の検索キーワードは、こちらでも名前を見せるウマ娘。
どの攻略サイトでも数値が落ちているのを見ると、同じゲーム攻略でも情報によって、アクセスが分散している印象です。
もしかしたら、ユーザーにもサイトの好みがあるのかも知れませんね。
4位:アルテマ

合計訪問数:3,400万 DA:49
4位にランクインしたのは、ゲーム攻略サイトアルテマ(altema.jp)
サイト名どおり、以前はFF系統のゲームに力を入れていた印象ですが、最近はちがうようです。
この辺りまで来ると、どの項目を見ても上位のサイトには届かない気がしますが、今後次第でひとつ上の神ゲー攻略とは良い勝負になりそうです。
トラフィックソースと上位の検索キーワード


こちらは検索エンジンがほとんどですが、ダイレクトにサイトを訪れる人も3割ほど。意外とアルテマを信頼して攻略情報を見ている人もいるんですね。
私はかつての盗作事件があってから、良い印象がないサイトと認識していますが、ここで触れるのはやめておきましょう。
気になる方は、大きなニュースにもなったので、探したらすぐに記事が見つかるかと思います。
こちらも上位キーワードに「ウマ娘」がありますが、アナデンやサガフロンティアも検索されているようです。
5位:Gamerch(ゲーマチ)

合計訪問数:2,820万 DA:57
5位にランクインしたのは、Gamerch(gamerch.com)
こちらは攻略サイトは、会員登録をすれば誰でもサイト作成に参加できますが、メインに編集しているのは企業の人なのでリサーチ対象にしました。
アクセス数はまた一段と落ちましたが、DA(ドメインオーソリティー)だけはゲームウィズを凌いでトップですね。
運営歴が長いだけあって、その点が評価されているんだと思います。
トラフィックソースと上位の検索キーワード


どのサイトを見ていても共通しているのは、一定の固定ファンがいるんだなという事が分かります。
そうでないと、わざわざ企業の攻略サイトを見る理由がありませんから。
上位の検索キーワードには、アルテマを挟んで再び登場してくるウマ娘。くどい様ですが人気なんですね。
3月・4月とアクセス数が上昇しているので、ウマ娘などでなんとか食らいついているのでしょう。
6位:AppMedia(アップメディア)

合計訪問数:2,050万 DA:50
この辺からランキングの折り返し地点、6位はAppMedia(appmedia.jp)
ここの攻略サイトはゲームウィズ、ゲームエイトに次いで3番手くらいだと思っていましたが、随分とアクセスが下がり気味になっています。
トラフィックソースと上位の検索キーワード


トラフィックソースを見てみると、結構この攻略サイトを参考にしている人は多そうですが、新作ゲームに力を入れてないようです。
検索キーワードを見てもアプリゲームの「FGO」が良く検索されているので、ここでアクセス数を保っているんでしょうね。
それでも有力タイトルに力を入れていかないと、今後は減少していくだけだと思います。
強いて言えば、上位キーワードにサイト名があるのが凄いですね。
7位:攻略大百科

合計訪問数:948万 DA:46
7位にランクインしたのは、攻略大百科(gamepedia.jp)
数年前に個人がサイトを立ち上げて、後に法人化したらしいので、比較的に新しい攻略サイトです。
この辺りからアクセス数が1,000万を下回っていますが、良いラインを保っているので、今後に期待できる攻略サイトではないでしょうか?
どちらかといえば、アプリゲームよりは家庭用ゲームに注力しているようですね。
トラフィックソースと上位の検索キーワード


トラフィックソースを見る限りだと、検索エンジンからサイトに訪問したいる人が多そうです。
上位のキーワードについても、大きくひとつのゲームで集めているよりは、さまざまなキーワードが分散していますね。
今後、なにか爆発的にアクセス数が見込めるゲームで勝負していけば、大きく上昇していきそうなので期待して見ましょう。
8位:ヘイグ

合計訪問数:460万 DA:43
8位にランクインしたのは、攻略サイトヘイグ(h1g.jp)
記憶が正しければ、家庭用ゲームをメインに攻略しているwiki形式のサイトだったと思います。
ユーザーが誰でも編集できる辺りは、昔ながらの懐かしい感じがして良いですね。
ですが、サイトのトップページだけを作り全く更新していないのが多くて、検索の妨害をしているようにしか思えません。
こちらの攻略サイトからは、目新しい情報がないので、トラフィックソースと上位の検索キーワードを載せるのはやめておきます。
気になる方は「調査するのに使用したツール」の項目にて、リンクを載せているので、ぜひ調べて見てください。
9位:ゲーム乱舞

合計訪問数:280万 DA:27
9位にランクインしたのは、ゲーム乱舞(gameranbu.jp)
先ほどのヘイグから思っていましたが、このあたりと競合状態であれば、積極的に勝負してみても良いんじゃない?と思います。
このアクセス数とDAであれば、個人でも手が届く範囲だと考えてよいでしょう。
10位:ゲームサーチ

合計訪問数:9万弱 DA:17
惜しくも当ブログのオリジナルランキングで10位となったのは、ゲームサーチ(gameserch.jp)
攻略サイトGAMY(ゲーミー)がなくなった事により、変わりのサイトを探していたところ見つけたので、ランキング対象にしました。
中身と情報を見ていると、データとサイト内の情報に偽りが多かったので、あまり信用できるサイトではないと思います。
アクセス数200万PVと言っていますが、どこをどう見たらそんなデータになるのか……
もしかしたら、シミラーウェブが半年間のデータしか取得できないので、それ以前のデータかもしれませんけどね。
まとめ:アクセスが多く脅威だがまだまだ個人でも勝負できる
ということで、企業のゲーム攻略サイトをランキング形式で比較してきましたが、改めて脅威だということがわかりました。
それでも、まだまだ個人ブログや攻略サイトでも参入の余地はあるので、これに臆する事なく挑戦して欲しいと思います。
そうすることで、ゲーム業界もどんどん盛り上げられるので。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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